貧血は血液検査をすれば貧血かどうか確かめる事ができます。血液検査をする時の判断基準を知っておきましょう

貧血と血液検査

貧血は、血液検査で簡単にわかる病気です。

血液検査

血液検査で貧血かどうかを調べるときに見るのは、腕などの静脈から血液を2~3ml採取し、赤血球の数やヘモグロビンの量などを調べます。赤血球やへモグロビン数が何らかの原因で減った状態が貧血です。ヘモグロビン濃度が血液1dl(デシリットル = 1/10ℓ)中に男性で14g下、女性で12g以下、男女差がなくなる高齢者で11g下を目安に貧血と診断します。

血液中の赤血球の数
ヘモグロビン濃度
ヘマトクリット(血液中に占める赤血球の容積の割合)

ヘマトクリットは、血液をガラス管にとり遠心分離器にかけ、底に沈んだ血球成分の層の厚さを百分率で示したものです。血球成分には白血球や血小板も含まれていますがその容積は赤血球の1%にすぎないため、ヘマトクリット値はほぼ赤血球容積とみることができます。

赤血球の正常値の数

男性

450万~600万個/マイクロリットル

女性

400万~500万個/マイクロリットル

ヘモグロビン濃度正常値

男性

14~18グラム/デシリットル

女性

12~16グラム/デシリットル

ヘマトクリットの正常値

男性

41~51パーセント

女性

37~46パーセント
これらの数値より低下している場合は貧血とみなされます。

網赤血球の検査

より正確に貧血を診断するためには、網赤血球の検査を行います。網赤血球というのは、造られたばかりのごく若い赤血球のことで、これが赤血球全体のなかにどのくらい含まれているかを調べれば、血液の製造元である骨髄の機能がチェックできます。正常値は1~2%で、これより数値が低い場合は骨髄の機能低下による再生不良性貧血、数値が高い場合は赤血球の寿命が短いために起こる溶血性貧血や臓器からの出血の疑いがあります。

平均赤血球容積(MCV:一個の赤血球の容積の平均)

正常値は81~100flで、この値が高い場合は悪性貧血や葉酸欠乏性貧血、低い場合は鉄欠乏性貧血の疑いがあります。

平均赤血球色素濃度(MCHC:一定容積の赤血球に含まれるヘモグロビンの量)

正常値31~36%で、どんなタイプの貧血か知る事ができます。

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