鉄欠乏性貧血は、貧血の中で最も多い貧血です。ほとんどの原因は鉄分の不足が原因です。貧血を訴える方の殆んどは、鉄欠乏性貧血です

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足するために起こる貧血

お肉鉄欠乏性貧血というのは、ヘモグロビンの材料となる鉄が欠乏して起こる貧血です。鉄欠乏の原因を大別すると、鉄を体外に出してしまう排泄の増加、鉄を消費する需要の増大、鉄を体内に取り入れる摂取の不足の三つです。この三つの原因が、ときには単独に、ときには重なり合って、鉄欠乏性貧血を引き起こします。
鉄欠乏性貧血の原因は、鉄不足ですが、この鉄は赤血球の中心となる成分で、鉄が不足してくるとヘモグロビンがうまくつくれなくなり、赤血球の中のヘモグロビンの量が減ってきます。

若い女性に多い鉄欠乏性貧血

全女性の約8%、成人女性では10%、女子中学生だけにしぼると20%が鉄欠乏性貧血?

笑顔の女性鉄欠乏性貧血は貧血のなかで最も多くみられる貧血です。
WHO(世界保健機関)の統計では世界人口50億余の約30%が鉄欠乏性貧血で、特に妊婦や思春期の女性に多いといわれています。日本でも全女性の約8%、成人女性では10%、女子中学生だけにしぼると20%が鉄欠乏性貧血とのデータがあります。中学生は体の成長期にあり、鉄もより多く必要になります。そこに月経が重なるため、鉄が不足しがちになるのが、貧血の原因になります。積極的に鉄を摂取するように心がけるといいでしょう

鉄欠乏性貧血の症状

鉄が不足すると貧血になるとともに、細胞内の酸素授受を司る酵素が造られなくなり、細胞内での酸素の受けわたしができなくなります。その結果、皮膚や粘膜の細胞などに障害が起き、それがさまざまな症状として現れてきます。

1.爪の変形

皮膚の症状で有名なのは爪の変形

爪も皮膚の一種ですから、その細胞が障害を受けると、爪がうすくなって割れやすくなったり、横すじができたり、爪の真んなかがへこんでスプーン状になるスプーンネイルなどになります。この爪の障害は全部の爪に起こるのではなく、理由はわかっていませんが、人差し指に多くみられます。

2.口角炎

粘膜の障害では、口の脇にできものができやすい口角炎や、舌の表面にあるツブツブがツルツルになって酸っぱいものがしみたり、胃腸の粘膜が萎縮したりします。貧血になると食べ物が飲み込みにくくなるのも、鉄欠乏によって食道の粘膜が萎縮してせまくなっているからです。

鉄が不足する原因

出血

痔、胃や腸の潰瘍やがん、寄生虫による腸管の傷、女性の子骨畳肋鹿などの病気が原因で、少量の出血が長期にわたってつづく場合、鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。

月経、妊娠、分娩、授乳

月経や分娩は、体外への出血によって、妊娠中は胎児に鉄をとられるため、鉄が不足してきます。また母乳にも鉄が含まれるため、授乳中の女性は鉄不足が起こが不足する条件が多いのです。

鉄の足りない食事

鉄は、レバーや血合いの多い魚など、食事によって1日12腎はとりたいもの。生野菜だけのダイエットや、偏ったものばかりを食べる食習慣は、鉄欠乏性貧血を起こす原因になります。

胃腸での吸収不足

食事でとった鉄は、胃や腸で吸収されますが、ここの粘膜に異常があると吸収がうまくいきません。胃の病気がある人や、胃腸を切る手術を受けた人は、鉄の吸収が妨げられて、鉄不足になりがちです。

赤血球が破壊される病気

赤血球が血管の内部で破壊されることにより起こる病気もあります。この病気になると鉄が尿に出てしまって、鉄欠乏性貧血を起こすことがあります。鉄欠乏性貧血は、鉄剤の服用などで
きちんと治療をすれば、確実に治る病気です。あまり心配をせず、定期的に検査をして、おかしいと思ったら、早めに受診する事です。

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